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スパイス短歌 [twitter]

【フェヌグリーク】

この味もいいよと言われはんぶんの皿にちいさな種をそだてる

【クローブ】

口べたな蕾のままでいいですか。今夜だれかに食べられるまで

【ターメリック】

ゆく夏を皿いっぱいにせきとめて、いま、一面のひまわりばたけ

【パクチー】

食べられぬというひとことに諍いのきざしがつのる 煮詰まっている

【紫蘇】

むしあつき夜の会話はとぎれつつこいむらさきの迷路をわたる



とみいえひろこさん主催の「スパイス短歌」に参加しました。
カレーに使うスパイスのイメージで歌を詠む催しです。

いろいろなスパイスがあり、楽しかったです。
フェヌグリークは知らなかったので、調べました。

ネットプリントで皆さんの歌を読みながら、個性的だなーと思ったり。
意外だったのは、スパイス名を詠み込んだ歌が
予想より多かったことです。必須ではなかったのですが。

スパイス名は長いのが多いので文字数を取られますし、
イメージが限定されるので、私は詠み込めませんでした。

みずつき4【真夜ふかくからだを浸す……】 [twitter]

ツイッターで千原こはぎさんが主催された「みずつき4」に参加しました。


まなかひに拡ごりゆけるみづうみの裡にさがさむ我のたまゆら

ひさかたの雨のそぼ降る夜の更けてあをき花脣のなづきに揺るる

ともすれば散らばふ夜の花茎ゆしたたる水を受くるてのひら

しろたへの砂のことのは 液体はつかれた皮膚をやさしくおかす

雨音のはつかに聞こゆにはたづみ真夜の川面にわたしのこゑを

答へのみあふるるばかり電脳のうみに分け入りひろふ花貝

R-2ぐらんぷり [twitter]

掲載がたいへん遅くなりましたが、
3月20日~25日開催のR-2ぐらんぷりに参加しました。

概要:連歌の花道で最高の二人を決めるグランプリです
資格:二人一組でエントリーができる方ならどなたでも
募集:短歌一首(及び投票と選評に参加必須です)
日程:3月20日~25日(詳細は下記)
会場:utanohi.ever.jp/renga/page.php?id=56月の歌会HPから転載)

ツイッターに知り合いがあまり多くなく、ペアを組んだ経験もなかったので
二の足を踏んでいたところ、中牧正太さんにお誘いいただきました。

即座にお受けしました。ちょっと冒険をしたく思っていたのです。

私達の場合は、私がまず上の句を3首つくって中牧さんに送り、
中牧さんが下の句をつけてくださいました。

まったく相談することもなく、ふたりとも「これ!」状態で
手直しもせずに提出しました。

結果は思いがけず、31組中、5席というよい成績をいただきました。

下の句に惹かれたというコメントが多かったので、中牧さんのおかげですね。

口語詠みの中牧さんとのペアということで、新仮名遣いで詠んだのも新鮮でした。

声をかけてくださった中牧さん、点と短評をくださった皆さま、
ありがとうございました。


たおやかな月がふたりを覆うのに今日は昨日になぜなるのです(紫苑+中牧正太さん)

色彩の子ども 【常若の国】 ~ 黒紅 [twitter]

玉の緒のうつつにあらず―暮れなづむ空をかがよふうすくれなゐの

ゆふづつの化身にやある眉月をしたたる音のはつかひびきぬ

うつそみの闇に染むれば照り映ゆる月を今宵の兄世(いろせ)とも見む

ぬばたまのこくえうせきのことのはのへりをしなぞるゆびのニルヴァナ

仮初めにあらざればなほ―目をそらす。絶たなむ熱の、ままならぬまま。

たかしるや天使のらつぱ堕つるべしこよひは月も出ぬさうな

まなうらに揺れゐる薔薇のいろ冴えてティル・ナ・ノーグへつづく雨音

大人短歌計画その後 [twitter]

総勢81名が参加した「大人短歌計画」は、その後
読む短歌/聞く短歌に発展し、
「大人短歌朗読計画」には代読も含め
かなりの方が参加なさったようです。

新聞にも取り上げられたそうですが、
地方紙のため私が本紙を購読しておらず、
ウェブに登録できないため読めませんでした。

オトナですか? (10)短歌/もっと自由になりたい

そしてこのたび、冊子化にあたり
「エトランジュ」と題して相聞が募集されています。

当初、参加はしないつもりでした。
Twitterの歌人さんはたいてい何となくペアがありますしね。

でも、ふと思いつき、勇を鼓してネットの外の方をお誘いしました。
驚いたことにすんなり公開を承諾していただき、感謝しています。
今まで詠んだ歌のなかから相互にインスパイアされたものを集め、
括りの二首を加えて、ちょっと変わった相聞ができました。

ふる三年ときとところを隔てつつ詠みきし歌ゆあひきこえ編む

レノン忌 [twitter]

12月8日の季語は「開戦日/開戦忌」でした。

また、ジョン・レノンが亡くなった「レノン忌」でもあります。

検索したらこんな俳句がありました。

レノン忌や学徒の軍靴雨しぶく(土肥幸弘)

土肥幸弘さんという方、検索しても詳細は分かりませんでしたが
戦争に関連する俳句がいくつか上がってきました。

上記の句もレノン忌をうたいつつ、開戦忌をおもわせるものとして
タイムラインに上げました。

それをご覧になったのかどうか、歌を詠んでくださった方がありました。

・レノン忌・
世の中のかなしき事を菊の辺におもかはりせぬイマジンの詞(うた) 横雲

この歌をリツイートしたところ、私の知らないところで
さらにリツイートしてくださった方があったようです。

最初はごく少人数の目にしか触れなくても、
結果的に何百人ものタイムラインに流れてゆく。

Twitterの流れに、平和への願いを重ねた一日でした。

地方対抗短歌戦 [twitter]

Twitterで山本まともさんが開催なさった「地方対抗短歌戦」に参加しました。

【前哨戦(1)】(題詠「北」)

北辰とみとむるものの揺らぐときわたしを遊ぶサティのてのひら

【前哨戦(2)】(題詠「湯」)

あいまいな夜ひるのへりその腕は湯舟のやうにわたしを抱く

【本戦】(題詠「対」)

名を入れし湯のみ茶碗はなみかぜの四年をかけて対うしなひぬ

いずれもあまり歌会向きでない歌に選やコメントをくださった方、
ありがとうございました。

大人短歌計画 [twitter]

Twitterに「#大人短歌計画」という企画があります。

当初は「大人のエロス・性愛」というコンセプトのもとに
立ち上げられた企画でしたが、

参加者が総勢81名という大規模な企画に膨れ上がったため、

結社などの縛りのない自由な歌人集団によるネットプリントということに
なったようです。

諸事情から本名とも通常のハンドルネームとも
異なる名前で参加していますので、
ここで歌を公にできません。

また、派生した「大人短歌朗読計画」にも参加を見送りました。

歌のインスピレーションを与えてくださったうえに
たいせつな名前を使うことをお許しいただき、
当てる漢字もみていただいた方、ありがとうございました。

恥じぬよう、精一杯がんばったつもりです。

また、歌をツイートしたり感想を書いてくださった方、

そもそも企画に誘ってくださった方、

ありがとうございました。


書籍のご紹介 [twitter]

Twitterで投稿した歌が収録された書籍が2冊発売されます。

いまドキ語訳越中万葉

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単行本: 176ページ
出版社: 北日本新聞社
ISBN: 9784861750748
発行日: 2013/9/10

 越中を詠んだ万葉集の名歌を、現代的な言葉や感覚で詠み直す。俵万智さん、加藤治郎さん、穂村弘さん、荻原裕幸さんら29人の人気歌人が、万葉歌人の心情に思いをはせ、時代を超えて愛される歌の魅力に迫る。2012年7月から13年3月まで掲載した26回分に、新たに書き下ろした原稿を加えた。歌に登場する「馬」を「自転車」に置き換えるなど、名歌を1首ずつ“いまドキ語訳”し、解説を兼ねたエッセーを添えた。
 万葉集が詠まれた奈良時代と現代をつなぐため、テーマに合わせた風景を本社写真部員が撮影した。短文投稿サイト「ツイッター」で募った作品も収録した。

 (北日本新聞社ウェブより転載)


怪談短歌入門 怖いお話、うたいましょう (幽books)

   kwaidantanka.jpg

単行本: 173ページ
出版社: メディアファクトリー (2013/9/20)
ISBN-10: 4840154295
ISBN-13: 978-4840154291
発売日: 2013/9/20

悪夢から目覚めてママになきつけばねんねんころりあたまがころり

■ポイント

怪談短歌コンテストの応募作品創作のポイントがわかる!短歌入門、怪談入門に最適!読んで気軽に実践(応募)できて楽しめる!

■内容

女のコのためのコワ~い文芸誌『Mei(冥)』の創刊記念のイベントのためにtwitterで募集された「怪談短歌」。蓋をあけてみれば、短歌と怪談の融合により生まれた新しい文学への可能性を感じさせる秀作が多数集まった。本書では2回にわたり行われた「twitter怪談短歌コンテスト」の入選作を中心に注目の女流歌人3人が、短歌と恐怖の本質について徹底的にディスカッション! 短歌はもちろん“怖い”短歌入門にも最適の書。

メディアファクトリーHPより転載)

怪談短歌 [twitter]

女の子のための怪談雑誌『Mei(冥)』刊行を記念して、
twitterで募集していた怪談短歌に応募しました。

といっても、ずいぶん前(去年の11月)のことです。

なぜ今頃記事にしたかというと、ごく最近
次点に選んでいただいたことを知ったからです。

えっ?

実は、各賞が選ばれた時点で入選していなかったので、
その後応募者多数により各選者が次点を10首選び、
拙歌がその中に入っていたことに全然気づいていませんでした。

あとから、反響はとても大きく、一ヶ月間の募集期間で
応募作は1000首を超えたと知りました。

何というぼけっぷり。
選者の佐藤弓生さん、『冥』のご担当さま、本当に申し訳ありません。
そして、ありがとうございました。

枯れ蓮の池ゆ起ちくる影あまた天をおほひぬ夜の公園


『Mei(冥)』 Ghostly Magazine for girls (幽BOOKS)

『Mei(冥)』 Ghostly Magazine for girls (幽BOOKS)

  • 作者: 辻村深月
  • 出版社/メーカー: メディアファクトリー
  • 発売日: 2012/10/19
  • メディア: 単行本